人生60年生きると、経験上いろいろ分類したくなってくる。勝ち組、負け組ってよくいうけど、勝ち組でも不幸な人たちがいるし、いわゆる負け組グループにいてもハッピーな人がいる。幸せか不幸かは、資産や家族の量とは関係ないと思う。で、私が思うのは見える人と見えない人。数十年間デザイン関係の仕事をしてきて思うのは、人によって見えるものが異なるという事。まず、部屋のほこりが見える人、見えない人。テーブルの上や本棚のラインが気になる人、ならない人。カップラーメンの塩分が気になる人、ならない人。衣類の水臭いにおいが気になる人、ならない人。くだものやお菓子の糖分が気になる人、ならない人。。。。今までどんな環境でどんな人たちと生活してきたかで、見える人と見えない人に分かれてくる。見えればいいってもんじゃないけど、見える人は見えない人と一緒に生活するのはつらい。還暦からは、見えない人たちをスルーして笑顔で生活できるようになろう。