東南アジアといえば、トゥクトゥク。しかし、2人で乗る場合タクシーの方が安かったりする。パクセー の中心部で美味しいイタリアンを食べ、ホテルに帰ろうとタクシーを呼ぶが夜10時過ぎるとタクシーはいない。しかたがないのでトゥクトゥクを利用する。ボロボロのトゥクトゥクがやって来た。ホテルに向かう途中、何度もエンストを起こす。
ワインを飲んでいい気分の私は夜のパクセーで「ボーペンニャン!ボーペンニャン!」を連呼している。ボーペンニャンは、ラオス語で「大丈夫。問題ないよ。」という意味。5-6回エンストしながら何とかホテルにたどり着いた。料金100,000kip(約5ドル)。少々高い気もするが、ワインで気が大きくなり、しかもこれから彼はどうやって帰宅するのか心配なので「頑張ってね。」という気持ちもこめて100,000kip支払う。トゥクトゥクを降りて、ホテルのドアを開けようとしたら「ヒャッホー!」みたいな変な雄叫びが夜空に響く。トゥクトゥクの運転手、これからビールでも飲みに行くのかな?朝までに無事に帰宅できるかしらん?ま、いいか。十分楽しんだ夜でした。