バンコクのクリスマス。気温30℃のクリスマス。街中に色々なクリスマスツリーが飾られ、色々なクリスマスソングが流れている。子供の頃は、お菓子が入った銀色の紙のブーツを買ってもらったり、豪華なオマケ付きの漫画雑誌「りぼん」と「なかよし」のどっちを買ってもらうか迷っていたら両方とも買ってもらったり、今思えば安いプレゼントに胸ときめかしていた事を思い出す。
38年前、NYで生活するようになり、クリスマスは庶民の購買意欲を高めるためのイベントであり、1年で一番貧富の差や家庭環境の違いが明確になる時だと思うようになった。プロのカメラマンが使うようなカメラをプレゼントしてもらう子供がいれば、100均で売ってあるようなおもちゃで喜ぶ子供もいる。でも、子供達の記憶に残るイベントなのだろう。
今の私にクリスマスなんて関係ないと思っていたが、知人からクリスマスパーティーに招待されたので、とりあえずシャンパンを買ってパーティーに行く事にした。バンコクの酒屋でシャンパンを買おうとしたら午後5時までタイではアルコールは買えない。酒屋入り口であと30分以上待たなければいけないと思っていたら、店員がやって来て、現金なら今でも販売できるという。タイ、なんてゆる〜い国なんだろう。
メリークリスマス🎄