60代から始めるノマドライフ 140A

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済州島のグランドハイアットホテルのカジノでプレイしたゲームはバカラだった。ネットで調べるとバンカーとプレイヤーで配られたカードの合計の1の位の数を競うゲームで9に近い方が勝ちらしい。実はさっきのカジノでは6万円負けてしまった。ルールを良く知らなかった事とカジノの雰囲気に飲まれてしまったのが敗因だと思う。私は最小額の1枚10,000ウォンの黒いチップを20枚ほど購入して1回30,000ウォンずつ賭けたが周りの中国人は黄色やオレンジ色のチップを持って一度に沢山賭けていく。冷静に考えれば30,000ウォンは約3,500円で負ける度に3,500円ずつ失っていたことになる。もう一度バカラのルールを読み直し、ついでにギャンブル依存症について少し調べてみた。ギャンブル依存性は勝ち負けよりも勝つかどうかハラハラする緊張感が癖になるらしい。中国人達が配られた2枚のカードを祈るように端から少しずつ折り曲げてめくっていたのはカードの数字が何なのか見るのを楽しんでいたのだ。
自分なりの作戦を決め黒いチップ15枚150,000ウォン分だけ購入し再挑戦する事にした。あまり熱くなっていない中国人たちが集まる卓の一番右端に座った。後攻めのバンカーの方が少し勝率が高いと書いてあったのでまずバンカーに黒いチップ3枚置いた。すると隣に来た40代くらいの中国人女性が私が置いたチップの上に黒いチップを1枚乗せてきた。私に便乗して10,000ウォンだけかけるらしい。そんなやり方もあったんだ。バンカーの勝ち。4枚のチップが8枚になり私が6枚、彼女がにっこり笑って2枚取る。次も同じようにバンカーに3枚かけたら彼女も私のチップの上にもう一枚乗せる。私の手元にカードが2枚配られてきたので彼女に渡すと力を込めてカードの端から少しずつめくって行く。バンカーの勝ち。8枚になったカードを6枚と2枚に彼女と分ける。次はプレイヤーに3枚チップを置くと少し迷って彼女も私のチップの上に1枚チップを置く。プレイヤーの勝ち。なんと5連続勝利で15枚のチップが30枚になりディーラーからさらに5000ウォンのチップをおまけでもらった。さすがに6連勝はないだろうとここでゲーム終了。隣の女性が何か中国語で話しかけてきたが何を言ってるのかよくわからない。結局二人でバイバイと手を振って別れ、換金窓口に行く。155000ウォン、約18000円取り返しホテルの部屋に戻り、近所の食堂で豆腐チゲを食べた。美味しかったです!

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