イッセイミヤケのプリーツプリーツ。美輪明宏の黄色いワンピース。私の知人も何人か愛用しているが、着こなしている人とそうでない人の差が激しく、難易度の高い服というイメージが強かった。
福岡空港の免税店でプリーツプリーツのショップ発見。試着はタダとチャレンジ。化繊で三万円以上は高すぎると思うが、軽い、薄い、丸めてもシワにならず、しかも手洗いOKと言う。おおおおお。これこそ60代ノマドオバサンにピッタリのアイテム。しかも、消費税10%がかからないと、上下67000円散財してしまった。
パクセーのカフェでコーヒーを飲んでいたら、若いカップルに流暢な英語で「パクセーには旅行ですか?」と声をかけられる。7年前からパクソンでアボカド栽培を始めこれからパクソンに家を建てる話をすると、どうやってラオスとの繋がりができたのか詳細を質問される。
2人は結婚したばかりで、NYに住む親戚に挨拶に行った帰りらしい。新婦はパクセーの大手家電ショップのオーナーの娘、新郎はコンクリートなどの建築資材の卸業者のオーナーの息子で彼の名刺には家電ショップ、建築資材会社の他、パクセーの老舗ホテル、カフェ、コンビニストアなどのリストがズラリ並んでいる。これからパクソンに家を建てるにあたり、家電や建築資材は欠かせない。デジタルノマドの夫が世界各国のオンラインショップのITコンサルタントをしていると言うと、丁度今、オンラインショップ展開を考えていたという。
そんなこんなで、何だかビジネスミーティングに話題が進んでいく。
もし、私がイッセイミヤケの服ではなく、ユニクロを着ていたら、彼らは私達に声をかけてきただろうか?
高級ブランドの服は着ているだけで営業をしてくれたのかも知れない。