パスポート パワー
私は日本人パスポート、夫は韓国人パスポートを持っている。
福岡からタイのバンコクへ入国。バンコクに2泊してラオスのビエンチャンに向かう。福岡空港でチェックインする時、バンコクからビエンチャン行きの航空券(ネット予約)も提示する。
約6時間後、ドンムアン空港到着。イミグレも無事通過。パスポートにはタイに1ヵ月滞在できるスタンプ。で、夫のパスポートにはなんと3ヵ月滞在できるスタンプになっている。
2日後、ラオスエアーでビエンチャン到着。夫は30日間滞在ビザだが日本人の私は15日間だけ。で、私も30日間滞在したいと言うと、別の書類を出され、40ドルチャージされた。
タイやラオスにとって日本人と韓国人の違いってなんだろう。第二次世界大戦とか関係しているのかなあ。
数年前スペインで会ったアジェルバイジャン人の話。13歳で両親とドイツに移住し靴職人として働いている。ドイツに税金もきちんと払っているのにドイツパスポートはもらえない。アジェルバイジャンに行けばパスポートを入手出来るが、兵役に出なけれならない。そんな彼が持っているのは国籍がないグレーパスポート。EUカードでEU圏内は旅行出来るがEU圏外には行けない。アイルランド人のガールフレンドの国には行けない。32歳になればアジェルバイジャンの兵役義務が終わるのでそれまではグレーパスポートでいるしかないという。
普段何気なく使っているパスポートには、深い歴史と意味が刻まれている事を学びました。