8月15日,長崎市の精霊流しに1隻の小さな舟が参列した。東京から来た親族だけで作った小さな舟だった。高校卒業まで長崎市で育ち、東京、ニューヨークでイスラム美術史を研究し、世界各地をまわって、イスラム美術を研究し続けたTさんの舟だった。彼女が旅した中で一番印象に残った国はイランだったと聞いたことがある。彼女がNYのメトロポリタン美術館でイスラム美術展の企画に参加した時に、イラン大使との交流が生まれ実現した旅だった。64年間で彼女の地球上での旅は終わったが、これからは西方浄土に向かうのだろうか?きっと、彼女の旅はまだまだ続くのだろう。



